天皇の料理番

杉森久英著「天皇の料理番」を読みました。

テレビドラマの原作として知ったのですが、ドラマの方は見ていません。

波瀾万丈でとても面白いけど、実在の人物の経歴をなぞっているだけで、細かいところはフィクションだそうです。どこからどこまでがフィクションなのかよくわかりませんが、新太郎や辰吉も実在しない人物のようだし、とことんフィクションと思って読んだ方が良いのかも。

非凡な才能と努力の人の立身出世物語かと思っていたら、実際そのとおりなのだけど、何不自由ない家のお坊ちゃまが親のスネをかじってパリで修行したのだというところが、ちょっとがっかりでした。親のスネかじりだろうが、努力と結果はすごいと思うんですけどね。でも、スネをかじれる親がいなかったら、こういう人にはならなかったのだろうなぁと思いました。そこがちょっとだけ残念でした。

ドラマも評判が良かったようなので、再放送がもしあれば見てみたいな。