博士の愛した数式

小川洋子著「博士の愛した数式」を読みました。

図書館で借りて読んだのですが、本を探すのに苦労しました。探し回った末に自分では見つけられず、司書さんに聞いてやっと探し当てました。

というのも、通常の場所に置かれていなかったから。「本屋大賞の本」を集めた棚が作られて、そこに置かれていました。常時その棚があるならまだしも、イベント的に期間限定でやるのは勘弁して欲しいなぁ。

80分しか記憶を持てない博士と、その家で働くことになった若い家政婦とその息子との交流のお話。その交流がどのように続き、どのように終わることになるのか予想がつかず、一気に読み終わりました。最後は少し泣きそうになりました。

何度か読み直してもはっきりとはわからないままの部分もありますが、それが良いのかもしれません。