これは王国のかぎ Sep.27,2015 荻原規子著「これは王国のかぎ」を読みました。 これは王国のかぎ 荻原規子 理論社 (1993-10) 失恋したての15歳の中学生少女が魔神(ジン)となって、アラビアンナイトの世界を冒険する話。 やはり萩原規子は面白いのだけど、初期の和風ファンタジーとは違って、いかにも少女雑誌に連載されてそうなティーンズ向けの味付けを感じました。かつての雰囲気とは違ってきてるのかなーと。それはそれでいいんですけどね。 続編があったら面白いのに、と思わせるようなラストでした。