サリ・サルデン著「片づけられない女たち」を読みました。
内容よりまず最初に気になったのが、「クライエント」という用語でした。「クライアント」でないのが気持ち悪かったのですが、調べてみたらどうやら心理学系ではクライアントではなくクライエントと言うようです。
この本も、日本語のタイトルが不適切な気がします。原題は「Women with Attention Deficit Disorder」なので、直訳すると「注意欠陥・多動性障害の女性たち」です。「片づけられない…」だと、片づけ本かと勘違いする人が多そう。それを狙ったのかもしれませんが。
自分自身はもちろん、知り合いにもADDという障害を持った人がいないので、この本を読んでも単なる知識にしかならないのですが、多動のないADDというものもあることを初めてしりました。この本1冊を読んだだけでADDの人にうまく対応できるようになるとは思っていませんが、そういう人がいるというのを知っておくだけでも違うだろうと思います。