エリザベス・コルバート著「6度目の大絶滅」を読みました。
人類が引き金となって進行しつつある、地球上の生物史上6番目となる大絶滅について解説した本でした。
巨大隕石の衝突が原因で恐竜が絶滅したという説は聞いたことがありましたが、約1000万年おきに大絶滅が繰り返されてきたことは知りませんでした。人間が直接的に絶滅させるだけでなく、人間が(知らずに)運んでしまう菌やネズミなど外来種によって間接的に絶滅させてしまっている種が多いことも、この本を読んで始めて知りました。
人類とは地球にとってウイルスのような存在なのかもしれない、と思いました。ウイルス(人類)と闘うために地球は熱を出し(温暖化)ている、みたいな。ウイルスが死滅するのか、生き残って共生していくのか。この先どうなって行くのだろう。