収録は次のとおり。
- シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱
- シャーリー・ホームズとディオゲネスクラブ
ミステリマガジンで連載されていたらしい。でも「SFっぽいライトノベル」であって、全然ミステリじゃない。
Amazonのレビューでは「出来の悪い同人誌レベル」などと酷評している人もいたけど、ライトノベルとして普通に面白かった。風呂敷を広げるだけ広げて、きっとまた続きは出さずに放置されるんだろうな、とは思うけど、この人にあってはいつもの事なので、そこは諦めるしかない。
無駄に英単語をちりばめてあるのが、少し鼻についた。そういうのが好きな人は好きなんだろうけど、私はあまり好きではない。でもライトノベルだからね。そういういわゆる中二病っぽい表記も含めてこの本のカラーなのだろうと思う。