だらしない人ほどうまくいく

エリック・エイブラハムソン/デイヴィッド・Hフリードマン著「だらしない人ほどうまくいく」を読みました。

こういう本にはありがちですが、タイトルがちょっと…。原題は「A Perfect Mess」なので、訳しづらかっただろうというのはわかります。

行き過ぎた管理がいかに非効率かを説明するために、いろいろな管理術をこきおろしているのだけど、そうした管理術の提唱者たちだって別に「すべてを完璧に管理すべし」などとは言っていないはずなので、やや的外れかなとは思いました。

何事もガチガチに管理しようとすると不都合が生じる、適度な遊びやゆとりがある方が改善や改革、新しい発想の生まれる余地がある、というのが大まかな論旨です。いたってごもっとも。ただ、それを「遊びやゆとり」と言わず、「だらしなさ」と呼んでいるだけ。確かに遊びやゆとりとだらしなさは紙一重だものね。

ただそれだけの内容を1冊の本にまでするのは、ちょっと冗長だとは思いましたが、何か仕組みやルールを考えるときに「本当にそこまで決めておく必要があるのか」と立ち止まって考えると良い、というのは心にとめておこうと思いました。