採用面接サポートのプロによる、面接の心得本。
いろいろ書いてあるけど、突き詰めるとこういうこと。
- 相手の立場に立って考える
- 相手の話をきちんと聞く
- 質問に対しては、自分の頭でしっかり考えてから過不足なく答える
自分ではそうしてるつもりでも、気づかないうちにはずれていることがあるから、難しいわけですが。
目次
はじめに
第1章 そのひと言で面接官はカチンときます
- 「コミュニケーション力には自信があります」
- 「昔から好きだった」が志望動機のメイン
- 「デスクワークより、外に出る仕事が好きなので」
- 数年しか働いていないのに「この仕事はやりきった!」
- 「人に感謝される仕事がしたい」
- 「社会に役立つ仕事がしたい」
- そのとき流行っている「面接流行語」を使う
- 「ワーク・ライフ・バランス」を語る
- 「年収は現状維持でお願いします」
- 「ご存じないかもしれませんが」を連発
- 「御社の課題はなんですか?」
- 面接官の大事なひと言を、「そうですか」とスルー
- 面接官の話を最後まで聞かず、先回りしてコメント
- 「はい」「いいえ」だけの淡々とした受け答え
- 質問が業務内容ではなく、労働条件ばかり
第2章 そのひと言で面接官はあきれてます
- 志望理由が「成長させてほしい」
- 未経験の仕事に移るのに、「年収は現状維持で」
- 過去の成果や失敗の理由が説明できない
- 退職するのも、失敗したのも、上司や会社や景気のせい
- すべての実績を「自分は運がいい」で片づける
- なんでもかんでも「がんばります!」
- 「質問は?」「いえ、ありません」
- ホームページに書いてあるようなことを質問する
- 難しい質問にも、間髪入れずに即答する
- 「私は参謀タイプです」
- 「上司には相談していません」
- 「人材紹介会社のエージェントに言われたので来ました」
- 「企画はやりたいけど、営業と販促はやりたくありません」
- 入社希望日に、3か月以上先を指定する
- 「営業のほうを」「なるほどですね」など、おかしな言葉づかい
- 面接官が入室したとき、立ち上がらない
第3章 そのひと言で面接官はイライラしてます
- 効かれていないことまで、勝手に話し始める
- 「退職理由」と「志望動機」を混同している
- 希望年収額の根拠が「同僚がそれだけもらっているから」
- 「したい」ばかりで、「どう役に立てるか」の視点がない
- 自分の“売り”がわかっていない
- 「それにはポイントが3つありまして…」が口グセ
- 結論から離さず、話の着地点がうやむや
- 考えがまとまらないまま、だらだらと話す
- 面接官の反応を見ないで話し続ける
- 専門用語や横文字のビジネス用語をやたらと使う
- 丁寧にはなしているつもりが、おかしな言葉遣い
- だれでもできる「チープな質問」ばかり
- ネットの口コミサイトの情報をうのみにした質問
- なぜ自分は転職したいのか、考えがまとまっていない
第4章 そのひと言で面接官はうんざりしてます
- 「面接はプレゼンの場」だと思い込んでいる
- 面接官の答えを受けて、自分の話をはじめてしまう
- 面接官の質問意外に余計な情報をたくさん盛り込む
- 経歴紹介が「2分30秒」以上続く
- 退職理由が「会社の方針と合わなかったので」
- 前の会社のいい点ばかり話して、辞める理由がわからない
- 退職理由で本当のことを言わない
- だれでも思いつくような志望動機
- 「社会貢献したい」という意識が強すぎる
- 面接の最後に「アピールしていいですか」
- あらかじめ用意した原稿を読むような受け答え
- 「様子見面接」丸出しの受け答え
- 自分が恵まれた環境にいることに気づいていない
第5章 そのひと言で面接官に嫌われます
- 「仕事ができる自分」を必死にアピール
- 面接官の質問に、議論モードで反応する
- 「御社の社風を教えてください」
- 「将来独立したいと思っています」
- 「ブラック企業」という単語を口にする
- 「面接が二次三次と進むと、希望年収を上げる
- 面接の受付担当者への態度が横柄
- 面接官によって、態度を変える
- 「大企業にいたけれど来てやった」的な態度
- 知ったかぶりをする
- わずか数分とはいえ、遅刻したとき謝らない
- 相づちや返事、うなずきなどの反応が薄い
- 表情が乏しくて暗い
- 笑顔がない、薄ら笑いを浮かべている
こんな人は面接官に嫌われます
- 応募書類を用意するときはココに注意!
- 応募書類を郵送するときはココに注意!
- 面接に行く日の身だしなみはココに注意!