石井直方著「カラダが変わる!姿勢の科学」を読みました。
「スロトレ」の著者による、姿勢についての解説書。良い姿勢とは骨の位置関係がどのようになっていることなのか、そのためにどのような筋肉が必要なのか、その筋肉を鍛えるにはどうすれば良いのか、といった内容について、順を追って書かれていました。
トレーニング内容は、ニートゥチェストやスプリットスクワットなど、自分にも比較的なじみのあるオーソドックスなものが挙げられていました。ここで妙なオリジナリティを出されるより、わかりやすいシンプルなエクササイズの方がありがたいと思います。
読んでいてちょっと気になったのは、歩き方のところで「一直線に歩くのが効率的」という部分。「足についての本当の知識」には「2軸感覚が大事」と書いてあったのだけど、どちらが正しいのだろう。それとも、どちらの記述も突き詰めると矛盾しない内容なのかしら。ことほどさように「正しい歩き方」とは難しい…。