私はこうしてストーカーに殺されずにすんだ

遙洋子著「私はこうしてストーカーに殺されずにすんだ」の読後感。

何度もストーカー被害に遭いながら生き延びてきた経験から、ストーカーに殺されないためのアドバイスをまとめた本。

芸能人という立場上、どうしても普通の人に比べてストーカー被害には遭いやすいのだと思うけれども、それにしても本書内で紹介している3例ともが凄まじい。よくぞ無事だったなぁ。下手なサスペンスものよりよほど手に汗握るこわい話ばかりでした。一番ヤバい話を選んで載せているのでしょうから、きっとこの他にもたくさん被害に遭っているのだろうと思います。

他人は当てにならない、身内であっても当てにならない、警察も当てにならない、けれども最後の最後に助けてくれたのはいつも警察の人だった。警察の中にも見殺しにする人もあれば助けてくれる人もいる、だから助けてくれる人を見つけるまで探せ、あちこちの警察署を訪ね歩け。という力強くも実用的なアドバイスから始まり、最後にストーカー被害に遭わないための予防策についてまとめてあります。

  1. わからない相手のお誘いには乗らない。
  2. かっこいい肩書きは警戒信号。
  3. しょっちゅう会いたがる人と、会わない方がいい。
  4. 人前で態度が変わるのを見逃さない。
  5. 高いプレゼントには何かがある。
  6. 最初に一度、「あれ?」と思ったら、即距離を置く。
  7. 誰とでも、たまに会う。
  8. たった一度の相手の「行動」ですぐ「逃げろ」。

そしてさらに、それでもストーカーにつきまとわれて危険を感じた場合の対処法も。

  1. あらゆるルールを破る。
  2. 大声で悲鳴をあげ続ける。
  3. 勝負の瞬間を逃さない。
  4. 命がけで戦う。

何ともワイルドなのですが、執拗に狙ってくる人殺しの手を逃れて生き延びるためのアドバイスと考えると、確かにここまでしないと殺されてしまうのだなと思いました。

若い女性のみならず、娘を持つ人すべてに読んでほしい本です。