東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ

遙洋子著「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」の読後感。

東京大学でフェミニズム社会学を教える上野千鶴子ゼミにて3年間学んだ著者が、エッセイ形式で書いたフェミニズム入門のような、そうでないような。実際、上野教授から出された「ここで学んだことをエッセイ形式で提出せよ」という春休みのレポートだったそうです。

本業のタレントの仕事をこなしつつ、こんなハードなゼミ生活を3年間も続けたってすごいことだと思いました。バカヤンの著者といい勝負ですごい。すごい人って、本当にとことん努力するんだなぁ。

フェミニズム社会学というモノがどんなものなのか、おぼろげに理解できました。本当におぼろな理解なので、理解とも言えない理解だけど。

面白いなと思ったのは、本文中では「(文献を読めば読むほど)わけがわからなくなった。」と言い、「あえて言うならわかったことはただひとつ、あれだけ色々あると、物事は一概には言えない、ということくらい。」と言った著者が、巻末の後書きでは「それはおもしろいくらいに、人は社会学どおりに言動する生き物でした。」と言っていること。一概に言えない中にも、何か共通するセオリーみたいなものがあるということなのかしらん。

深く学ぶほど時間も根性もないけど、少しかじってみたくなりました。